2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

一番嫌な存在

うちの近所の某施設。 困った時は患者さんを送りつけて、回復しても引き取らない。曰く、「空きベッドに次の患者を入れました」舌の根も乾かないうちに、新たな患者さんを送りつけてくる。 医者の名前だが、明らかにスタッフが書いたような筆跡、内容。そん…

過剰な期待感

ある種の精神疾患を抱えた患者さんとの対話を通して感じたこと。 彼は、自分の身体に現れる様々な症状に、救いを求めている。客観的に診て、その多くは精神疾患から由来すると判断されたが、彼自身はそれを納得できない。症状はあくまでもリアルであり、常日…

奴隷天国

医者んなったことを悔やんで果てろ つらいつらいと一生懸命同情を乞えAh 医者んなったときから そう 奴隷天国よ Ah 医者んなったときから そうさ 奴隷天国よ 奴隷天国よ おめえの天国 奴隷天国よhttp://jp.youtube.com/watch?v=d5S5EaqTXQ0 何笑ってんだよ …

はじめての僕デス

いまの若い衆はこんなの知らないだろう。 http://jp.youtube.com/watch?v=SYpqA64iPCQ エレカシも知らない?勘弁してよ。

今宵の月のように

救急車は揺れる。田舎道ではごんごん揺れる。 田舎病院で胸痛患者が来院。心電図では前胸部誘導でST上昇。 70kmほど彼方の循環器医は夜間でも引き受けてくれる。 tPAを流し、救急車に乗り込む。キシロカインやカタボン、挿管セット、携帯型除細動器は持った…

絶対者としての医者

学生時代、同級生が言った一言。 「医者は絶対者である」 すごく反感を持った。普段温厚で、ふざけたことばかり言っているのに、何でそんなこと言えるんだろう。 医者になって思った。彼は学生なのに何故そこまで深いことが分かっていたんだろうか。そしてそ…

どうだろう。

飯野奈津子解説委員の発言が波紋を呼んでいます。http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/10921.html#more 4−5年前から飯野女史の発言には注目していました。深夜の解説で、医療事故を問う、みたいな題がありました。正直激怒しました。いったいこの人は…

リアリティーの軽視

先の大戦の最大の敗因は、科学的、経済的リアリストが政治の中枢にいなかったことだと思う。 兵隊さんは死にものぐるいで頑張ったし、技術者は結構良い仕事していた。例えばレーダーの基礎研究で画期的な仕事をした日本人が複数いるのに、実用化では先を越さ…

なな先生、ご苦労様でした

産婦人科のなな先生がグログを閉じられる。K先生が不起訴となって、続ける意義を見いだしがたいとのこと。 誠に残念だが、現役産科医としてブログを運営されるご苦労はいかばかりか。ましてや、コメントに律儀にレスを返されている。 最近外来で、産科危機の…

カブトムシ

上の息子が飼っているカブトムシが弱ってきた。食欲がめっきり落ちている。「もう死んじゃうの?」 「うん。もう秋だからね。生き物の決まりなんだ。」 「カブトムシってどうして出来たの?」などと難しい質問をする。親父が困っていると、 「あ、人間が寂し…

生き延びてこそ

生きて行きましょう 長いながい日々の連なりを 果てしない夜ごと夜ごとを 私たちは生きのび 運命が与える試練に耐えて 今も 年老いてからも 休むことなく他の人たちのために働きつづけましょう…… (「ワーニャ伯父さん」から、ソーニャの台詞) 屈辱にまみれ…

絶句

http://www.nahitech.com/nahitafu/elec/j25.html世の中には恐ろしい方がおられるものである。 以前某M氏が、単純な仕掛けで動物の動きや、ひいては知能っぽい動きをする物体を作る(知能へのアプローチとして)、という話をしておられた。 この物体、使って…