2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

安全の確保について

事故とは、危険源と人が接触することにより生じる。 多大な慣性質量を有する自動車を、人間が動かすから事故が発生する。人間が自動車を動かそうとしなければ、交通事故は生じない。今の技術で自動車事故を0%にするには運転という行為を禁止するしか無い。 …

あまり言いたい事は無い

現場と遠く離れた所で現実とかけ離れた決まりを作る人がいて、現場が振り回されている というのが今の日本の病根だろう。 某大阪の首長の脱官僚の焦りは理解できる。某横浜の首長とはスタンスが違う。遅れて来た根っからのアジテーターだ。 自分も「現場に権…

拝啓 吉田勝 様

現場から:荒涼とした医療 と題された毎日新聞の記事を拝見いたしました。 http://s03.megalodon.jp/2009-0618-2324-40/mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090613ddlk14070279000c.html 老衰と脱水症状で救急搬送されたお父様の件、胸が痛みます。どこの病院…

涙を流す自由人

最初に結論を申しますが、医師は単なるエンプロイー(被雇用者)ではなく、自らの意思で職務を遂行するボランティアとしての扱いが妥当と考えます。病院における生産的手段とは、建物でも検査機器でもなく、知識、経験、技術……なのですから。 医師こそが手段…

病院で死ぬ事

病院でのお見取りの話。 基本的に自分は、受け持ち患者さんの最期は見届けたいと思っていました。 ただ、それが負担になってオーバーワークになったら本末転倒、という意見も理解できます。 勤務医が体と精神を休め、翌日の患者さんに万全を期すなら、そうす…