西城秀樹さんが亡くなった

西城秀樹さんが亡くなった。
Blue sky blueという、無上にさわやかな曲の歌詞がああいう内容だったのは、大人になって初めて知った。
西城秀樹さんといえば、ザ・ベストテンである。
そのベストテンの久米宏さんがラジオで語っていた。
彼の寸分過たぬ着こなしは、奥さんの麗子さんあってのものらしい。
彼はニュースを読むアナウンサーが、サイズの合ってないワイシャツを着ていると、気になって仕方がないそうだ。
そもそも、ファッションを意識するニュース・アナウンサーは久米さんが最初だろう。
彼が還暦祝いをしようかという話になったとき、いっそ本を出さないかという話になり、旧知の有能な編集者がまとめて一冊の本になった。
なにしろ40-50年前の話である。ラジオの聞きかじりの内容で恐縮だが、新人アナウンサーの彼が無謀にも某国営放送局に突入して、最終的に得た産物が受付のお姉さまの直筆サイン、というくだりは大笑いした。
流石の彼も、お祓い事件とか、記憶があいまいな事象があったようだが、仕事場に蓄積されたスクラップを基に記憶を掘り返して、一冊にまとめたそうだ。なかなか内容濃厚で、読み応えがある。
毀誉褒貶、彼に色々な印象を持つ人が多いと思うが、読んで損はないと断言する。
同じ編集者が関わった「ミステリアスな結婚」も、いずれ読んでみよう。