2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

御用心 御用心

死期は序を待たず。死は前よりしも来らず。かねて後に迫れり。人皆死ある事を知りて待つことしかも急ならざるに覚えずして来る。沖の干潟遥かなれども磯より潮の満つるが如し。

死と向き合う

今日のクローズアップ現代で、最近死を扱う映画や小説が注目されていることを知りました。 青木新門さんという方が、納棺夫日記という本を書かれたそうです。 青木さんは、死者を扱う仕事を通じ死と向き合うことの大切さを訴えています。死と生を峻別し、生…

曳かれるウシが辻で見廻した秋空だ

卒後研修が揺れている。 期間を1年に短縮するとか、専修科目を減らすとか。 研修の地域指定を強制するなどの話もある。当初の表向きの目的は、幅広い知識と経験を若手に積ませることだったはず。 それが、裏目的の「医局人事支配の剥奪」がものの見事に成功…

あれから3年 経ったのかしら

福島大野病院事件、 2006年2月18日にK医師が逮捕された衝撃は忘れない。 どこで見聞きしたかは実はよく記憶していない。でも、言いようの無い絶望感は忘れない。 自分たちがしょっている仕事のリスクを世間がどのように受け止め、評価しているのか、 まざま…

医療事故調査委員会

医療事故調査委員会の説明会が、各地で開かれているようです。下記で知りました。http://mric.tanaka.md/2009/02/03/_vol_18_1.html#more議論を(と呼べる水準なのかは別として)読んでいて残るのは疲労感のみ。非医療者の側は、きっちり説明さえすれば訴訟…

看護師と仕事をしてきて感じたこと

仕事がら、看護師がいなくては始まりません。生検とかポリペクとか、介助者にも、センスのいい人、悪い人というのはあります。 個人的な印象では、田舎に行くほど、外れた人は少なかった。大きめの病院で5人以上内視鏡部に看護師がいるところだと、大概問題…