山で吹かれりゃよ

北海道大雪山系で悲惨な事故があったようだ。
森林限界を超えた条件では、本州の秋山くらいのイメージは必要だったのかもしれない。
雨と強風は容赦なく体温を奪い、筋肉は強直し、たちまち行動不能となる。ましてや60台の高齢者が主体のパーティーである。
小屋泊まりの予定でも、ツェルトは装備しておかねばならないのかもしれない。
個人装備でフリースはあったか?オーロンみたいな下着を着ていたのか?ヤッケはゴアだったのか?
山ではほんのわずかな偶然が生死を分ける。
観光のつもりで2000m以上の山に登る事がそもそもの誤りなのだ。