勤務医開業つれづれ日記 様より。
http://ameblo.jp/med/entry-10075490223.html

2005年4月25日福知山線の真実
http://www.kysd.net/fuku42509.html

このような医師がいらして、その後お亡くなりになっていることは初めて知った。
ご遺族の心情には居たたまれない思いがする。複雑な心境ではあるが、今回の訴訟が改めてこの医師の名を知らしめた面はあろう。

同じ病院内で、出身大学や診療科で対立することはよくあることである。

出る杭は打たれる。病院内の実権争いほど無意味なことはあるまい。

救急当直の過酷さは散々多くの医師ブログが嘆いてきたことである。前にも書いたことだが、医者が労働環境の悲惨さを伝えようとしても、世間の大半には伝わらない。残念ながら。

私は自殺者を認めない。美談なんて信じない。

亡くなった医師の人間性を批判する向きもあるようだ。「個性的な先生」はスペック重視のあまり、周囲へのプレゼンテーション能力のない欠落者との見方もあろう。

でも、この世に欠落者じゃない人間なんています?(と開き直る)


あの日、あの医師は自分に偽ること無く、思うところを実践されたのだと思う。ご自分の真価を知っていて、それを生かされた。
なかなかない、立派な生き方だと思う。


ネット上に生前の記載が残っていた。除細動時には酸素を遠ざけよ
http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/02/def-mc2.htm#o2786