救急受け入れ100%を可能にする条件

1)2次3次救急病院で、救急対応の病床の稼働率を無視する事。その経済的裏打ち
2)正当な理由による、患者受け入れの拒否権を当直医に与える。例えば、アルコール常習者、救急車要請常習者など。
3)夜間救急担当医の翌朝以降の就労免除。あるいは夜間は外部医師に委託し、翌朝以降は常勤医師に診ていただく体制化
4)後方受け入れ態勢の充実。社会的入院の根絶。例えば、夜間不安にかられて受診し、相対的に入院閾値が低下した独居老人は、翌朝電話一本で、丁重に病院から福祉的施設にご案内される、とか。無論費用は本人家族に請求される。
5)救急車の有料化
6)2次3次救急病院で時間外加算の算定を可能にすること。


当たり前の事が当たり前でない状況では、ごく当たり前の救急医療はありえないのではないですかな、と。
でも、冷たい社会ですね。診療報酬を切り捨てるというのは、そういうことなんですね。
多分医師が増えて来て現実化するのは3)のみでしょうか。
殺伐としてきます。