喧嘩のやり方

戦うときに大切なこと
http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2006/03/post_333.html

自分自身、怒るということは、厳に戒めている。
例えボロカスに言われようが、傷つけられようが、怒ってはいけない。
自分が正当である自信があるのなら。

明日の判決を誰もが固唾を飲んで見守っている。
結果がいずれにせよ、裁判が明日で終わることはなさそうに思う。
検察にも面子はあるだろうし、無罪でも上告は避けられないだろう。


正直、この件が日本中の医者達に与えた影響は計り知れない。
現場を離れた者もいるだろう。
離れないまでも、自分と仕事のあり方に疑問を持った者は多いだろう。
リスキーな手技を行う際、この件が頭に去来したのは小生だけではあるまい。
それほどあり得ない事件だった。

もし、この件が無罪となっても、失われたものが返ってくるとは思えない。
万が一有罪となっても、失われた命が戻らないのと同様。

本当に誰が土下座すべきかと思う。
http://d.hatena.ne.jp/haohao_x/20080218

ブログで愚痴ってる医者より、署名や寄付をする医者以上に、心静かに今現在、過酷な現場から立ち去ろうと考えている医者達が案外戦いの主役じゃないかと思うのです。真々田弘氏が情報発信しない医者を不甲斐ないと罵ろうが、このままでは流れは止められない。
あるいは今進路を考えている医学部6年生とか、初期研修の先生方とか。
怒ってはいけない。未来を見据えて、自分達のありようを考えねば。