三つで五百円

小唄 端唄 長唄 都々逸 歌謡曲
アル ゼンチン タンゴからコンチ ネンタル タンゴ
シャンソン オペラにウエスタンから
ラテンおミュージックまで
三つで五百円でございます
いかがでございましょうか…

ご存知、西条ロックさんの「三つで五百円」です…
さしずめ医者に直せば

内科 眼科 小児科 皮膚科 耳鼻科
循環器外科から消化器外科
整形外科に脳神経外科から
集学的 おンコロジー 治療まで
三割負担で 五百 点でございます
いかがでございましょうか
ご希望とあらば お産も取らさせていただきます…

みたいな感じでしょうか。
どこかの経済諮問会議のお偉い方々は、医者を増やして、こんな食い詰め者が増えれば医療問題解決と、お考えでしょう。
ちがうでやんす。
見るからに怪しい医者が、専門でもない疾患をおっかなびっくり治療する。
こんな場末の医療、皆様お好きなはずがないっす。
なんだかうら悲しい気持ちになっちゃぁきませんか?
それもこれも、働けど働けど、この国が貧乏なのがいけないんでやんす…。

もちろん総合医の先生方が高い理想をお持ちなのは理解してる。
でも、その技術的地位を裏付けるものが何も無い。
挙げ句には無いか専門医にいつの間にか「総合」なんて枕詞が付く始末。

そういえば、西条ロックさん、大分前にお亡くなりになられた様ですね。ご冥福お祈りいたします。