他分野にはないインパクト

友人(非医療者)の奥さんが出産で大変なことになったらしい。
前回出産もそうだったので帝王切開となったが、術後出血が止まらない。
「いやーバケツ一杯ぐらい輸血されたっけ?」
彼は笑うが、彼の幸運は産科病院が大学病院から15分くらいのところにあったこと。思いっきりノーフォールトに重なる状況だが、本当に助かってよかった。

国内の妊産婦死亡は出産10万件当たり4-7人程度。
でも、一時でも生命に危険があると判断された妊産婦は実際の死亡数の約73倍だった。

以上、koumeさんから孫引きの共同通信社ソース。
http://www.geocities.jp/vin_suzu/iryou5.htm

つまり、周産期医療が廃絶すれば周産期死亡率は最大70倍になる可能性がある、ということだ。
妊婦さんや新生児を人質にとるつもりはない。
ただ、ここが潰れたら一番インパクト強いでっせー、と呟いているに過ぎない。