泣くな。復讐しろ。最高の復讐は幸せに生きることだ

「たっぷりと何かに時間をかけることは、ある意味ではいちばん洗練されたかたちでの復讐なんだ」


某小説家の有名なセリフですね。その前のセリフが


「だとすれば、何かがはっきりとわかるまで、自分の目でものを見る訓練をした方がいいと思う。時間をかけることを恐れてはいけないよ。」


で、ストーリーの中で言うと、自分でも妻と問題無くやってきたつもりの主人公がいきなり妻に逃げられて混乱していて、一族の中で最もカラフルな人生を歩む叔父が、謎の助言をした、と。


唐突なのですが、大学受験勉強に関して、これと同じ感想があります。数学、特に数3あたりが。
当時の自分はスケジュール通りに勉強が進まないのに苛立っていた。
でも、本当は、数学ってとっても時間がかかる学問なんですね。天才以外の凡夫には。
何回か失敗し、トライするうち、ああ、そういうことか、と分かったよ。確信を得た「つもり」になっただけかもしれないのですけど。