ある程度流れに乗ることは必要?

今まで散々逆流を乗り越える鮎みたいな生活をしてきましたが、最近、そう思うようになりました。

産婦人科医、なな先生のブログ、愛読しています。
http://blog.m3.com/nana/20080608/2

外来中や検査中にかかるPHSには殺意を感じます。それが処方出しや指示出しの電話だったら…
いや、始業2時間前から仕事初めて、問題片っ端から潰せばいーんですよー。それができない主治医の怠慢。はいはい。

医者のモチベーションって、独特です。
ビギナーは何でも面白いけど、そのうちいろんな経験を通して、医者としてのスタンスを確立しなければならない。
辛い思いもするけれど、いい医者になるには仕方ないな、と。
基本的に、金なんてバカ高い本代と、米の飯が食えればソレでいいんだけれど。なんせ学会誌に論文出すだけで別冊代うん十万。えー和文誌です。すんません。

でも、理不尽なエントロピーが蓄積すると「俺。疲れちゃったよー」と弱音を吐き出す。そのうち職場からフェードアウト、というパタン。

やっぱ、誰でも年をとります。私もだいぶ年をとったようでつ。でも、年をとってもニコニコ激務をこなしている先生も多い。
医者のクロックアップ耐性というか、頑張れる秘訣みたいなもの、何かありそうですね。でも、そんな先生がポッキリ折れてしまう、今日この頃。



なな先生ー、無理するなよー。