コウノドリ

コウノドリという漫画が評判のようで、読んでみました。現時点で3巻まで出ているようです。
ここ10年ほど医療の世界で起きてきたことを知る人なら(まあ、ここに来るような人なら説明は不要ですが)
「あ、あれはあの事件のことを言っているんじゃないか?」と分かるはずです。
それが教訓として(かといって嫌みはないですが)かんで含めるように語られていきます。
以前のエントリーでも医療ドラマの質に関して嘆きましたが、本作は、真実を損なっていません。でもドラマになっているんです。以前某先生に「現場そのものをドラマにしたらいいだけの話」と言われましたが、まさしくそれがなされていると感じます。きっと作者も医療監修の人も、ちゃんとしているんでしょう。私の直感では、たぶん四宮先生が「その人」に近いのではないかと思います。周囲の人物群も魅力的ですし、今後が楽しみなマンガです。